背景
株式会社バイタルリード(従業員65名、島根県出雲市)は、交通まちづくりソフトウェアを自社開発しています。事業拡大に伴い高度なRuby on Railsエンジニアを必要としていましたが、地方という採用環境の制約から優秀な人材の確保が困難でした。
課題
- 地方企業として経験豊富な人材を惹きつける難しさ
- 外国人採用の経験がなく、日本語のみで運営されている環境
解決策
バイタルリード様には、採用リスクを最小限に抑えつつ、候補者のスキルと文化適応を確認できる仕組みをご提供しました。Hello, Yaponiyaプログラムと包括的なサポートにより、初めての外国人採用でも安心して進めていただけました。
- 候補者の選定
半年間の集中日本語研修を受講後、出雲市でのハッカソンに参加。バイタルリード様の担当者が現地でスキルや人柄を直接評価し、交流の機会を持つことができました。
- 試用期間の導入
リモート勤務による試用期間を設定。日本語に精通した弊社CTOが全工程を伴走し、プロジェクト進行のフォローから文化適応までサポートしました。翻訳ツールや通訳支援も組み合わせることで、候補者と企業双方の安心につなげました。
- リロケーション支援
ビザ取得、住居探し、行政手続き、銀行口座開設など、生活基盤の整備を全面的にサポート。さらに、企業側には「外国人エンジニア受け入れガイドライン」を提供しました。
チーム統合サポート
初級レベルの日本語から業務を開始できるよう、AIツールを活用したタスク翻訳支援を実施。加えて、受け入れチームには「やさしい日本語」研修を提案し、現場でのコミュニケーション円滑化を支援しました。
成果
- 東欧出身エンジニアを採用し、新規アプリ開発を即戦力として推進
- 社員が国際的な視点や新技術に関心を持つきっかけとなり、チーム全体の成長を促進
- エンジニアは現在も継続的にプロジェクトに貢献し、日本語スキルも向上中